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SPECIAL ABILITIES -異能-
「青海市」で生まれた子どもは一般よりも身体能力が高い、一般よりも計算が早いなど、とにかく"一般人より何かしらが優れている"という『潜在能力』を持って誕生する。
『異能』とは、その中でも一部の家系の出身が持つ特有かつ特異な能力のことを指している。
『異能』の形はキャラごとに異なっており、効果も千変万化。
力の根源は土地神の直系の子孫と言われている「柳葉家」にあるとされており、異能を持つ者はみな柳葉家にルーツがあると言われている。
CHARACTERISTIC -特性-
『異能』持ちに限らず、「青海市」で生まれた子どもは神聖なる神の加護により未成年のうちに死ぬことはない。
ただし、青海市を出ると神の加護が届かず"死"が誕生する。
再び青海市に戻ると加護が復活するが、一度"死"を体験した後遺症は残り続けるため、体に異常をきたしている子どもは過去に何度か死を経験している可能性があるらしい。
また、『潜在能力』と『異能』を持って生まれた子どもは、20歳の誕生日を迎えた瞬間にその力を失う。
おそらく、神は子どもが成熟して大人になったことに気づき、
もう加護は必要ないと判断したからではないかと言われている。
なお、純血ではなく"他一族の血を濃く持つ混血種"として誕生した場合に土地神の『異能』を発動すると、力の消耗が激しくなる。
このような特性を持つ子どもは、『異能』を使いすぎると疲労困憊から昏睡状態になり、目が覚めないこともある。
最悪の場合、異能の負荷に身体が耐え切れず死に至ることも。
この場合、青海市で生まれたという事実を神に示せば加護を受けられることもあるが、証明できない場合は神が子孫であることを
認めず、加護を受けることもできない。
LINEADE -系統-
柳葉系統
うとのかみ
力の神:烏兎ノ神
▼概要
「青海市」に伝わる土地神。
全知全能の神として信仰され、圧倒的な力を持っていたことから『力』を司る神とも呼ばれている。
現在は柳葉神社に祀られており、参拝者が後を絶たない。
直系の子孫である柳葉家では、土地神に敬意を示すという意味を込めて、生まれた子どもの名前に「う」を入れる習慣が代々受け継がれている。
▼特徴
・燃えるような深紅の瞳を持つ
・異能を発動するとき、目が紅く染まる
・純血ではない場合、力の消費が大きい
※柳葉姓ではなかったり、多系統の血が強いと起こりやすい
・異能の種類は身体強化をはじめ、他人の意識を支配するなど多種多様
・兄弟姉妹で生まれた場合、次男次女以降に継がれる力は半減される
※例外もあり
秋宮系統
あきゆのみこと
知恵の神:秋酉之命
▼概要
子孫にあたる秋宮家を守護している巫女。
その正体は「烏兎ノ神」の分身で、本来は子孫を残すために女神として生まれたのではないかと言われている。
全知を分け与えられたとされ、文献では『知恵』を司る神とも呼ばれている。
ただし、中には「秋酉之命」を女神として快く思っていなかった者もいるらしい。
直系の子孫である秋宮家では、生まれた子どもの名前に「ゆ」を入れる習慣が代々受け継がれている。
▼特徴
・透き通るような翡翠の瞳を持つ
・異能を発動するとき、目が紅く染まる
・種類は柳葉系統とほぼ同じであるが、他人に影響を与えるような能力は少ない
※柳葉系統の血が濃い場合は例外あり
・生まれながら知力が高く、男児として誕生した場合は、巫女の血が濃ければ濃いほど女性に近い容姿になる
※大器晩成型の家系で、成長するにつれて男性らしさが出てくる
結城系統
あめわたり
慈愛の神:天羽渡空神
▼概要
「織江市」に伝わる鎮守神。
強大な土地神のいる「青海市」と隣接している関係からか、この神もまた「烏兎ノ神」が祖ではないかと言われているが真相は不明。
『慈愛』を司る神とされており、子孫である結城一族が特に傾向が強い。
しかし、特定の一族の信仰に依存していたため特別に力が強かったというわけではなく、「天羽渡空神」の加護は末代まで届いていない。
▼特徴
・陽だまりのような蒲公英色の瞳を持つ
・身体の再生能力に関連する異能となり、発動条件はとくになし。
※このため、異能ではなく体質と思われやすい
・ただし、再生速度は人によって異なる
・異なる要素を持つはずの柳葉系統とは調和性が高く、どちらの異能も持って誕生することがある
・慈愛の精神からか、優しい性格の人や情が厚い人が多いことで有名
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